創業は文政年間。創業から200年を誇る、京都の老舗山中油店。この山中油店が持つ築100年超の町家が、一棟貸しの宿泊施設として生まれ変わりました。本来の町家の姿を残す壱の局は1階が3部屋、2階が2部屋。全て畳敷きの和室です。玄関から真っ直ぐに土間が伸び、キッチン、洗面所、そして浴室へと続き、風の流れの心地よさを感じられます。
1階は四畳半の部屋が2室と吊り床(つりどこ)のある六畳座敷が1室。 2階は4畳半と6畳が1室ずつとなっています。古き良き町家が楽しめる1階に対し、2階は遊び心がいっぱい。 虫籠窓(むしこまど)の向こうには千年の昔、天皇をはじめ妃達が生活していた世界が広がっていました。庭には「つくばい」を配し、かたわらに植えられた紅葉が季節の風情を醸し出しています。宿内での調理が可能なようにキッチン設備を備え、定員は8名様と広めの作りの宿。 専用駐車スペースも町家から100mほどの場所にありますので、お車でのお越しでも安心です。ご家族やご友人グループで、古の風情をぜひご堪能ください。